Where is ジンバブエ？？
生まれて初めてのブログのタイトルが
「Where is ジンバブエ」とは…笑
ジンバブエ Zimbabwe
受験戦争を勝ち抜いてきた優秀な皆さんは私と違いジンバブエについて様々な事をご存知でしょう。
•貨幣価値が暴落した
•空前のインフレーションを経験した。
•ライオンがいそう
•パン一切れ買うのに猫車いっぱいの通貨が必要らしい。
•A train （画像略）
•25000000000ジンバブエ・ドル＝1米ドル（2009年）だった などなど
まぁ常識ですよね…笑
今日はそんなジンバブエ人の方と人生で初めて数時間ご一緒させて頂き、感動してしまったお話です。
なおジンバブエの彼（以下ジンバブエくん）は日本に留学に来ている大学院生で、中学生と一緒にENGLISHワークショップ的なものをご一緒させて頂きました。外国人は彼一人です。
〜ワークショップにて〜
これがないと始まらない本日のメインスピーカー ジンバブエくんの自己紹介＆お国紹介プレゼンから〜の、質問タイムにて。
リスナーの好奇心旺盛な中学生たち（約５０名）は、それ先週習ったでしょwって英語で我先にジンバブエくんに質問を投げかけます。
−ジンバブエはどこに在るの〜？
（たしかアフリカだよね〜？やっぱり！）
−どんなスポーツが人気？
（サッカーやってそうなイメージあるよね。ほー。クリケットも人気なのか〜）
−国旗は〜？
（選択肢４つ？んーすいません。どれも全然分からないです…。）
−観光名所は〜？
（ビクトリアの滝ってジンバブエなのか、一気に行きたくなった。）
−日本とジンバブエどっちがすき〜？？
（ん、なんだこの質問、深くね！？）
完全にリスナー気分だった私はハッとしました。
考えてください。
もし、あなたが天然記念物アニマルたくさんの偉大なる大地アフリカから一人で、冷血なエコノミックアニマル国：日本に留学し、周り一面をイエローモンキーに囲まれ
「お前ほんまはどっちが好きやねん、はっきりせいや」と迫られているシチュエーションを…。
（私自身ならどう答えるんだろう？）
自分自身にも問いかけられているような感覚でした。
（ジンバブエからはるばるJAPANまで、彼は何をしにきた？もちろん勉強だ）
（彼は自分の国に対してどんなアイデンティティーを持っているんだろう？）
ここに日本とジンバブエという国と国の対立した構図が存在することを感じたのか、、
どちらを選ぶの？その好奇心か、、
場の空気は一瞬 シン…となった気がしました。
彼は笑い、視線は少し空を泳い
”both”と答えました。
もしかしたら正解はその回答しかないかも知れない。
でも素晴らしい回答だと思った。
当たり前のことかも知れない。
自分の祖国に誇りをもつ、相手を尊重する。でもそんな当たり前の表現がものすごく清々しく感じられた。
日本人もジンバブエ人も同じなんだ。と、
私はバックパッカー（笑）です。日本ではない国を歩くたびに、むしろ日本では無い国を歩いている瞬間こそ自分は日本人だ。と感じる。
なんで彼がそう答えたかわかる。
彼にはジンバブエを代表して日本に来てるという気持ちをもっている。
私も恥ずかしながら外国ではオレは日本人代表だ。と思ったりする。
あーみんな一緒なんだなって。ちょっと感動した。
というよりジンバブエが大好きになった。
私も日本のイメージ＝自分という構図が成立し評価される瞬間で、
最高の立ち振る舞いが出来るように生きたいとおもいました。。。
なお中学生もなんとなくご満悦な表情だった事を付け加えて終わります。
以上
